大丸株式会社の沿革をさらに詳しいストーリーでお伝えいたします。
大丸株式会社の前身となる大丸藤井株式会社。その創業からのストーリーです。
大丸藤井創業者 藤井専蔵
大丸藤井の創業者である藤井専蔵は明治5年7月26日、滋賀県長浜町錦町にて代々商家をなす藤井家、藤井太郎の三男として生まれました。明治18年東京の外村呉服店に入店。そして20歳になった明治25年、わずか五円の資本金を手に札幌に渡り油の行商を始めます。キリスト教の教えを受けた専蔵は「患難は忍耐を生み出し、忍耐は練達を生み出し、練達は希望を生み出す」という聖書の一節を心の支えにし、毎朝5時に起き、油の重みできしむ天秤棒を担いで日が暮れるまで行商をし、下宿に帰ってからは帳簿をつけるという毎日を続けます。ここから大丸藤井の歴史が始まりました。
創業~昭和初期
1892(明治25)年 | 創業者藤井専蔵が札幌において和洋紙・文具の卸業を開業 |
1906(明治39)年 | 南1条西3丁目に独立店舗購入し移転 |
1914(大正3)年 | 初の地方営業所を旭川に設ける |
1922(大正11)年 | 組織変更し株式会社藤井商店となる |
1929(昭和4)年 | 石鹸・歯磨・雑貨の販売部門を分離し丸日連合販売株式会社を設立 |
1933(昭和8)年 | 小樽市に支店を開設し洋紙販売を拡げる |
昭和 戦後
1949(昭和24)年 | 戦時経済統制により昭和15年業務分割した(株)大丸商店・藤井実業(株)・藤井洋紙協販(株)を合併し、資本金668万円となる |
1951(昭和26)年 | 大丸ビル建設(現在の大丸藤井セントラルの前身) |
1957(昭和32)年 | 函館、帯広、釧路の各市に営業所・出張所を新設 |
1965(昭和40)年 | 社名を大丸藤井株式会社と改称 青森市、室蘭市に出張所を新設 |
1969(昭和44)年 | 東京都に出張所を新設 丸日販売(株)と統合合併 資本金8,500万円となる |
1973(昭和48)年 | 資本金2億4,000万円 |
1975(昭和50)年 | 大谷地商品センター新築 |
1983(昭和58)年 | 新CI導入。新マーク・ロゴ・スローガン発表 |
1987(昭和62)年 | 基幹系コンピュータシステム稼動 財務系コンピュータシステム稼動 |
平成
1989(平成元)年 | 資本金4億8,000万円 ニューセントラルビル完成 |
1992(平成4)年 | 小樽支店を札幌地区に統廃合 創業100周年記念イベント開催 |
1996(平成8)年 | 物流センター新築 |
1998(平成10)年 | 情報系システム稼動 |
2001(平成13)年 | DWH(データウェアハウス)導入 |
2002(平成14)年 | 営業本部長制を導入 ISO14001認証取得 |
2003(平成15)年 | 帯広支店と釧路支店を統合し道東支店とする 旭川支店と北見支店を統合し道北支店とする |
2004(平成16)年 | 新物流系システム稼動 |
2006(平成18)年 | 情報セキュリティシステム稼動 |
2008(平成20)年 | 大丸藤井セントラル全面リニューアル実施 |
2015(平成27)年 | 日藤(株)と共同で、大丸藤井日藤ホールディングス(株)を設立 小売部門を分割し大丸藤井セントラル(株)を設立 |
2016(平成28)年 | 大丸藤井(株)と日藤(株)が合併し、大丸(株)に商号変更 |
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